コンサートを観に行く際、アーティストや演奏者・楽団を選別するのはもちろん、当日の満足度を一番左右するといっても過言ではないのが席について。この位置取りによって、楽曲や演奏の善し悪しの印象がガラリと変わります。
一口にコンサートといっても、ピアノ1台や3〜4人の小編成から、オーケストラやオペラなど編成や形式、またホールによって聴こえ方や見え方が変わります。
しかし、一般的には大抵どんな音楽でもホールの中央の席がおすすめです。上階があるホールでは、音が届きにくくなるため1階の後ろよりは2階の前の方が聴きやすい、という認識で良いでしょう。
さて、次は編成別に見て行きましょう。ピアノソロやデュオ・重奏など小編成の場合、前の方が音の輪郭がはっきり聴こえる分、より楽しめると思います。特に前から10列程度までを推奨します。ただし、ほとんどのホールでは前から3〜4列目はステージを見上げる形になるため、それも考慮して選びましょう。
次にオーケストラは、生の楽器の音を聴きたいなら1階の前の方を、全てのパートがきちんと溶け込んだアンサンブルを聴きたいなら、俯瞰できる最上階の前の方がお薦めです。
そしてオペラは、音楽だけを聴きたいなら最上階ですが、普通は舞台も見たくなると思うので、1階中央か2階前列の中央よりがおすすめ。左右にずれると舞台の端が見えなくなる可能性があるため、前列の端よりは数列後方の中央が良いです。
親子で音楽に触れる機会があるのであれば、是非とも一緒に行ってみるといいでしょう。
小さなころから音楽に触れていると、自然と興味を持つようになりますので、子供の為にもなります。
音楽コンサートに行く場合には、チケットを購入する際に席を自分で選べる場合があります。
全席指定席のコンサートの場合は、自分が希望する場所を選ぶようにしましょう。
どんな場所を選ぶようにすればいいかというと、やはり通路側で入口に近い部分を選ぶようにした方がいいでしょう。
しっかりと音楽に集中したい場合には、真ん中の席もいいかもしれませんが、子供がトイレに行きたいといった時に、真ん中あたりだと会場から出にくくなってしまいます。
いくら途中退出が可能なコンサートだったとしても、出来るだけ立ち歩くのはよくありませんので、みんなに迷惑がかからないようにしなくてはなりません。
場所を考えることによって、あまり緊張せずにコンサートを楽しむことが出来るでしょう。
最終更新日:2024/10/28